シルクのスカーフ・ストール・ハンカチ・和装用胴裏の製造、販売

パニュエロ

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パニュエロの名前の由来

パニュエロとはスペイン語でスカーフという意味です。
川俣町では、中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン」が開催されており、町の中央公園などもスペイン語でも案内されております。
そのような関係で、スペイン語で名前を付けました。

パニュエロとは

川俣シルクもようやく全国的に脚光を浴びました。いままで、川俣シルクは薄くて柔らかく、セミの羽のような透明感のある 生地で、他の産地では技術的に難しくなかなか生産できない生地でした。しかし、あくまでも生地の生産だけだったため消費者に出来上がった製品が川俣シルクという名前を伝えることができませんでした。

川俣シルク パニュエロの特徴は、生糸の中でも一番細い糸(20デニール※注)を経糸(たていと)に約10,000本並べて織っています。糸の太さは髪の毛と同じくらいの細さで、職人でなければなかなか扱うことが困難な糸です。生糸は動物性タンパク質でできており、保温性があり吸湿性に優れ繊維の中でも人間の体に非常に合う繊維です。この細い生糸を多く使うことによって、軽くて優しい肌さわりの温かいパニュエロを作ることが可能なのです。

また、生糸の動物性繊維と植物性繊維の綿や麻を組み合わせる事により、ボリューム感を出したり清涼感を出したパニュエロを作ることが出来ました。今話題のモダールレーヨンを織ることで、価格の手ごろなパニュエロを提供する事も川俣シルクファクトリーだからこそ出来るのです。

さらに、1枚1枚手で染めており、すべての色の出かたが違うのでオリジナリティがございます。

これらのパニュエロを手にしていただき、海外の輸入品にはない川俣シルク特有の職人の技を味わっていただきたいと思います。

※注
デニールは、絹などの生糸やレーヨン、ナイロンなど合成繊維の太さを表すのに用いられる。